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2組そろって結婚60年
2010年12月22日
 町内の縁ある2組の夫婦が、昨年同時にダイヤモンド婚(結婚60年)を迎え、合同の祝賀会が開かれました。下大鳥居の鈴木次郎さん(87歳)・なみ江さん(85歳)夫妻と、市川大門の山下操さん(93歳)・秀子さん(84歳)夫妻です。鈴木さんの長男・晴久さんと山下さんの長女・木の実さんが結婚して結ばれた縁。昨年11月には、両家の子どもや孫、ひ孫が集まり、にぎやかにお祝いしました。
 戦後の復興まっただ中の昭和25年。鈴木家は1月7日に結婚しました。大工だった次郎さんがなみ江さんの家に婿入りし、2男1女を授かりました。現在は長男一家と同居、孫娘一家も隣家に住んでいます。4世代9人の大家族の中、2人は今でも田んぼや畑を耕し、「家族に新鮮野菜を食べてもらう」のを楽しみにしています。
▲山下さん夫妻
▲鈴木さん夫妻

 山下家は4月15日が結婚記念日。俳句会で知り合い、お互いに引かれて結婚。季語から名付けた2人の娘さんを、明るく育て嫁がせました。操さんも元は大工。以前は、操さんの詩吟に合わせて秀子さんが吟舞を踊っていました。共通の趣味は孫娘たちにも引き継がれ、「孫と同じ舞台で踊ったのもいい思い出」となっています。
 鈴木家と山下家は仲が良く、共通の孫である晴久さん・木の実さんの3人娘の運動会や敬老会にも4人一緒に出かけました。10年前の金婚祝いには4人で沖縄旅行も行きました。それぞれ、自ら建てた家に住み、夫婦寄り添い、助け合いながら歩んできた60年。「健康で良かったね」「楽しい60年だったね」と、お互いにメッセージを贈っていました。


2010年(以前の記事はこちら
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