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黒沢地区に残る「御所柿」天皇家献上の言い伝えも
2010年11月29日
▲御所柿を手にする高野斉さん
 黒沢地区には、「御所柿(ごしょがき)」と呼ばれる柿の木があります。昔は各家にあったとも言われますが、今では残っている家もわずかだそうです。戦時中、甘い食味が貴重な時代には天皇家に献上していたとも伝えられています。
 高野斉(ひとし)さん(68歳)の自宅には、門を入ってすぐ左側に1本の御所柿が残っています。「子どものころ、蔵の屋根に上って柿を取りました。大きい実がなったものです」。今では、樹勢も弱くなり、実の数も少なく小さくなりました。
 御所柿は「広辞苑」にも載っていて、元々は奈良県御所(ごせ)市の産だといいます。実の形は扁平(へんぺい)で、縦の筋が4つあって、種が少なく、熟すと深紅色になります。肉が柔らかで柿の品種の中でも、「風味が最もよい」と評されています。33年前に亡くなった元教師の父・新三さんも「黒砂糖の味がする」と、御所柿を好んでいたそうです。
 高野さんの家は元醤油(しょうゆ)屋。隣の本家は江戸時代から続いた元造り酒屋で、こちらには今でも10本近い御所柿があります。「御所柿のある家から、集めて献上していたと伝え聞いています」。特に戦中戦後は貴重な甘味だったのでしょう。実が熟すと、県内外の親戚にも送ったと言います。天皇家に献上していたという資料は残っていないものの、歴史ある貴重な御所柿。高野さんは「なんとか御所柿を保存していきたい」と話しています。


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