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水墨画の美の世界を追求
2010年5月25日
▲生徒の作品を指導する酒井清さん

 市川三郷町黒沢の酒井清さん(86歳)は水墨画を始めて26年。水墨画グループ・清墨会の主宰として後進を指導しながら、自分でも毎年大作に取り組んでいます。「『墨に五彩あり』。同じ葉でも、春の若葉と夏の茂った葉では、墨の色が違う。難しいけれど、そこが面白いところでもあるね」。続けるほどに、墨の世界の奥深さを実感すると言います。
 酒井さんは、元は中学校の美術教師。市川中でも教壇に立っていました。退職後に水墨画を始め、現在では町内外で中高年の生徒40人ほどを指導しています。
 講座では生徒が家から描いてきた作品を前に張り出し、酒井さんが手直しします。墨色の枝に紅色の花を咲かせた、梅の木の作品。酒井さんが「ここの空間が寂しいね」と、太い枝をひと筆描き足すと、画面に勢いが出ました。2時間の講座中、休みなく作品を見つめます。「先生の指導はとても分かりやすい。いつまでも元気でいてもらわないと」と生徒の一人。技術だけでなく、温かい人柄も魅力です。
 水墨画の全国組織・日本南画院などにも所属し、毎年、100号(2畳より少し小さめ)の大作のために2、3カ月も費やすそうです。また、清墨会の門下生とともに、町主催の水墨画展や図書館にも毎年作品を展示。「年を取ってる暇はないですよ」と笑います。そんな酒井さんが墨一色で描いた山や里の風景。人柄を映し出すように細やかで温かさにあふれていました。


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