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スモモ
 酸味と甘みのハーモニーが魅力のスモモ。県の生産量はモモ、ブ...(2022.7.1)

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本格的な日本庭園を手作り
2010年10月22日
▲手作りの庭を眺める小池礼三さん
 市川大門の小池礼三さん(74歳)の自宅は、家の表と裏に200坪近い庭が広がっています。手入れの行き届いた松やツゲなどの庭木が並びます。裏庭には、灯籠(とうろう)や門があり、本格的な日本庭園です。驚くのは、すべて小池さんの手づくりで、庭木も小さな苗から育てたものです。
 独身のころら庭いじりが好きでした。製紙工場に勤めていましたが、「夜勤明けのその足で山に入って、小さな苗木を担いで帰ってきたものです」と妻の百合子さん(68歳)。50年近くたった今では、その木も高さ2b以上になりました。どれもきれいに刈り込まれ、中には枝を長さ2b近くに伸ばした松もあります。

 面白い物が目にとまりました。藍色の模様が描かれた白い陶器の飾り台。よく見ると、「昔のお大尽の家の便器」だそうです。裏庭に通じる門は、廃材を利用したとは思えない趣。「旧吉田茂邸の兜(かぶと)門をまねて、よろい門と名付けました」。随所に小池さんの遊び心が見られます。
 2人の子どもが巣立ち、孫も成長。家族のイベントごとに庭を背景に写真を撮ってきました。「庭にいるときが一番落ち着きますね」。毎日、尽きることのない手入れ作業にも笑顔の小池さんです。 


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