しかし、年月がたち、光ファイバーが故障。ここ数年は老朽化で、災害時に倒れる恐れや、歩道にまたがる柱が交通事故につながらないかなどの心配もあり、同組合は町に撤去を要望してきました。「シンボルが消える」と惜しむ声もありましたが、中央通りで商店を営む三井義仁さんと村松迪雄さんは、「なんとか商店街を盛り上げようと、当時はみんな頑張った。アーチも役目を果たしてくれた」と、撤去作業を感慨深く見守りました。 町では現在、中央通りの舗装を新しくし、街灯も明るくする工事を進めています。商店街の活性化策を提言してきた市川地区中央部まちづくり懇談会の有泉一征会長は「生まれ変わった商店街をさらに活性化できるよう、みんなで力を合わせたい」と話していました。
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