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峡南地域の祭り 写真で紹介
2011年9月24日
▲峡南のまつり写真を眺める市川カメラクラブのメンバー
 浴衣に黒足袋、下駄姿の男衆が、青田の中を御輿で練り歩く帯那地区の「下駄みこし」。地域の素朴な祭りの写真です。市川カメラクラブ(村松貞夫会長)は、今年5月に町内で開いた企画展「山梨のまつり」の作品を展示しています。場所は、市川大門の水口屋テレビ隣のギャラリー。県内全域の祭り100点の中から、峡南地域に縁の深い祭り約20点を入れ替えながら展示しています。
 村松さん撮影の「高萩の百八灯」は、お盆に百八の煩悩を焼き尽くし、けがれを払う祭りとして高萩の金比羅山で行われています。参道に連なる紅い炎が、煙に映って幻想的な雰囲気です。春の「川渡り」(土屋征吉さん)、夏の「祇園祭」(遠藤菊水さん)など馴染み深い祭りもあります。作品を飾るパネルの枠からプリントまで全て会員の手作り。祭りの説明は、一瀬和一さんが資料を調べ挙げました。
 同クラブは創立46年の歴史ある会で、現在、会員は町内外に22人。毎年テーマを決めて企画展を開いています。こちらのギャラリーは会員たちの集うサロン的な場所。同クラブ事務局の青柳正輝さんが営む電気店隣の空き店舗をギャラリーとして、4年前に開きました。昭和レトロな味わいの電化製品も展示されています。メンバーはテーブルを囲んで写真談議。「来年は、山梨の全市町村から見える富士山を狙いたいね」。新しい企画展の構想を練っていました。

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