高田にある高田保育園(土橋好子園長)では、このほど地域のお年寄りを招いて園児とチューリップの球根を植えました。30年以上続いている活動です。今年は高田地区老人クラブのメンバー13人が訪問。2歳から6歳までの園児45人と一緒に、プランターに球根を植えました。 おじいちゃん、おばあちゃんが土を混ぜてくれている間に、子どもたちは1つずつ球根を手に載せてもらいました。「薄い皮をむかないでね。大事なお洋服ですよ」。先生から渡されると、両手に載せたまま「タマネギみたい」と球根をじっと見つめます。 続いて、1つのプランターに3人ずつ球根を植えていきます。「きれいなお花が咲きますようにと言いながら、やさしく土のお布団をかけてあげてね」と、おばあちゃん。子どもたちは「何色の花が咲くかなあ」と楽しそう。最後は年長児が和太鼓の演奏を披露し、交流を深めました。 同園は農繁期の季節保育所として、流通寺の境内で始まった保育園。参加したお年寄りは、子どもや孫がこの保育園に通った人がほとんどです。4月には、おじいちゃんおばあちゃんを招いた花見会も予定。桜とともに色とりどりのチューリップが咲く日を、みんな心待ちにしています。
|