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昭和の名工が作った将棋駒を大切に保存
2009年10月19日
▲名品の将棋盤と駒を前にする新井隆さん

 将棋の世界にも、名品と呼ばれる道具があります。市川大門の新井隆さん(76歳)が大切にしているのは、黄楊(つげ)で作られた、昭和の名工・木村文俊の駒です。40年以上前に手に入れたもので、「県内でも珍しい名品」だそうです。
 本格的な将棋の駒の「王将」の底には、駒の作者名と駒独特の書体銘が書かれています。駒の作り方には、彫った文字に漆を埋める「彫り埋め」、漆の文字を木地より盛り上げる「盛り上げ」などがあり、盛り上げ駒はタイトル戦にも使われる最高の品です。
 新井さんの駒は盛り上げ駒で、「木村作」「水無瀬書」と書かれています。盛り上げ駒は「漆が乾くまでに1カ月以上かかる」という、手間と時間のかかったもの。作者の没後25年以上経った今では幻の駒とも言えます。
 また、お気に入りの将棋盤は、宮崎県の日向産の榧(かや)の木で作られたもの。国産の榧が手に入りにくいため、こちらも「今ではもう作られていない名品」だそうです。
 新井さんは、「小学校のころから紙の盤で指していた」という将棋歴60年を超す大ベテラン。45歳の時には県名人にも輝きました。3年前までは、町内外の少年棋士を自宅で指導していました。その中には、全国大会で活躍する教え子たちもいます。「いつか、この将棋盤と駒で、プロになった彼らと対戦できたら、うれしいですね」。穏やかな話しぶりの中にも、将棋への情熱がありました。


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