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宝石箱が“語る”心のふれあい
2009年7月16日
▲宝石箱を大切にしている渡辺まさよさん

 高田の渡辺まさよさん(82歳)には、大切にしている宝石箱があります。20年ほど前、日系ブラジル人の若者から夫・泰友さん(2年前に他界)へ贈られたものです。そこには、言葉は通じなくても、心の通った温かなふれあいがありました。
 当時、泰友さんは酒屋を営んでいました。夕方になると、近所のアパートに住んでいた6人のブラジル人がビールを買いにきました。おおらかな泰友さんは、彼らを家に呼んで、一緒にお酒を楽しむこともありました。
 「その中に、20歳くらいのバルボーザ君がいたんですよ。日本語が話せず、いつも穏やかにニコニコ笑っていました」(まさよさん)。父親がブラジル人、母親が日本人だということでした。彼らがブラジルに帰国する時、泰友さんは餞別(せんべつ)を持たせてあげました。
 「1年ほどしてひょっこりと、バルボーザ君が仲間と訪ねてきたんです」。また山梨で働いているとのこと。彼が差し出したのは宝石箱でした。ブラジルの国旗の下に青く輝くチョウがあしらわれ、緑や茶褐色の貴石が張ってあります。中に1枚の手紙がありました。「本当に心ばかりの私の気持ちです。バルボーザの母より」と餞別のお礼が書いてありました。渡辺さん夫婦は、母親の心に胸が熱くなったそうです。
 優しかった泰友さん、ブラジルの親子の思い出が詰まった宝石箱。まさよさんは、「いつか、バルボーザ君にも会えたら」と願いながら、今も宝石箱を眺めています。


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