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スモモ
 酸味と甘みのハーモニーが魅力のスモモ。県の生産量はモモ、ブ...(2022.7.1)

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盆栽200鉢 45年一筋に
2009年6月29日
▲作品を手にする秋山平さん
 上野の秋山平(ひとし)さん(72歳)は盆栽を始めて45年。自宅の庭には、これまでにコツコツと育てた、約200鉢が並んでいます。全国の愛好家が読む専門雑誌にも大きく紹介されるほど、本格的な腕前です。
 秋山さんがこれまで手がけた盆栽の種類は、松、サツキ、真柏、ケヤキ、ツバキなどさまざま。種から、あるいは小指ほどの細い苗から育てたものもあります。例えば、高さ14センチの梅もどき。手のひらに収まるほどですが、幹と枝のバランスは、まるで大木のような風格があります。「小さな盆上に自然を映し出すのが、盆栽の世界。難しいけれど、そこが面白いんです」と魅力を語ります。
 夏の暑い時期は1日3回水やりします。肥料や消毒も、木の状態をじっくり見ながらの作業です。「今では子ども以上に手が掛かりますが、かわいくて仕方ないですね」。もう一つの趣味である写真撮影のため、朝早く出る時は、夜中にヘッドランプの明かりで盆栽に水をやってから出かけるほどです。
 作品の中には、秋山さんの年齢を越す樹齢のものもあります。「木たちの行く末を見ていたい。1年1年が尊いですよ」。いとおしそうに見つめます。6年前に酒店をたたんでからは、趣味に時間を注ぎます。「盆栽を続けていられるのも、家族のおかげです」と、照れくさそうに感謝していました。

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