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安来節におなか抱え大笑い
2011年2月24日
▲安来節を披露した玉川西のいきいきサロンのメンバー
 頭を隠したザルをぱっと取ると、太いまゆげに真っ赤なほっぺ。黒いひげをはやしたユーモラスな顔が次々現れ、おかしな手つきでドジョウすくいを始めました。
 玉川西地区の1月のいきいきサロンでは、芸達者な女性ボランティア7人が安来節を披露。会場の公会堂に集まった20人ほどのお年寄りは、おなかを抱えるほど笑いに包まれました。
 この日は簡単なゲームをした後、豪華なお弁当、ボランティア手作りの漬け物やデザートに舌鼓。宴たけなわとなったところで、安来節のスタートです。音楽とともに戸がさっと開くと、扮装したメンバーが登場。踊りながら席のそばまでやってくると、お年寄りたちは手をたたいて大喜び。保坂好一さん(87歳)、斉藤重一さん(86歳)は「こんなに笑ったのは今年初めて。毎月こうして皆さんに会えるのが楽しみ」と話していました。

玉川西区のいきいきサロンは今年で6年目。月に1度、簡単な体操や頭を使うゲームなどで交流しています。「サロンを通じて、ご近所の新しいつながりもできてきました」と代表の村松蓉子さん(65歳)。「おなかの底から笑えるような出し物を」と練習してきた安来節。メンバーは「呼んでもらえれば、ほかにも踊りに行きますよ」と張り切っています。


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