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世界遺産めざす富士山学ぶ
2012年8月22日
▲富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社を訪ねる参加者
 市川大門の上地区公民館(島崎忠館長)はこのほど、富士河口湖町などを巡る研修を行い、参加者が富士山の歴史や世界文化遺産登録に向けた動き、周辺の環境などを学びました。
 住民33人が参加。バスで富士河口湖町の県立冨士ビジターセンターを訪ね、「富士山世界文化遺産登録」と題した出前講座を受講。担当者から富士山の成り立ちや歴史、登録に必要な条件などについて、スライドを使って説明を受けました。
 また同町内にある溶岩樹型の一つで、肋骨(ろっこつ)のような模様が特徴の船津胎内樹型を見学。透明度の高い湧水で知られる忍野村の忍野八海も散策しました。
 さらに富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社や、世界文化遺産登録へ向けた構成資産の一つとなっている旧外川家住宅も訪ね、ガイドから富士山信仰の歴史について話を聞きました。
 島崎館長は「よく知っている富士山だが、研修を通じて歴史の深さが分かり、あらためて見直しました。一刻も早く世界文化遺産に登録されてほしいとの思いが強くなった」と話しています。

2012年(以前の記事はこちら
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