甲斐市で阿波踊りを愛好する「竜王みゆき連」(宮崎正連長)はこのほど、新型コロナウイルス感染予防策に役立ててもらおうと、市に10万円を寄付しました。 毎年、市わくわくフェスタなどの地元の祭りをはじめ北杜市や南アルプス市など市外の祭りにも出演してきましたが、コロナ禍で開催が中止に。コロナの早期終息を願うとともに地域に恩返しをしようと、積み立てていた活動費の一部を市に寄付することにしました。 宮崎さんと副連長の鶴田良子さんが市役所を訪れ、保坂武市長に目録を手渡しました。鶴田さんは「コロナが早期に収束し、地域が再び明るさを取り戻して活性化することを願う」と話しました。寄付に先立ち、鶴田さん作製の折り紙作品も市に寄贈しました=写真。 みゆき連はメンバー約30人が在籍。甲州三大御幸の一つ、御幸祭(おみゆきさん)でみこしを担ぐ際の「ソコダイ、ソコダイ」という掛け声や土手を踏み固める足のしぐさを取り入れた「みゆきそこだい踊り」が特徴です。
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