西八幡の竜王南部公民館は12月20日、親子で「しめ縄」づくりを楽しむ講座を開きました。 稲わらで、縄をなう本格的なしめ縄=写真=を体験してもらおうと、木工品作りの愛好会「南工作会」(米山寿浩代表)のメンバーが講師を務め、市内の親子8組を指導しました。 指導したのは「ごぼう締め」と呼ばれる、わらの根元が右側、穂先が左側になる締め方。束ねたわらの根元を万力で固定し、わらを力強くねじりながら縄をなっていきました。メンバーは「巻き始めをしっかりと巻こう」「緩まないように」とアドバイス。洗濯ばさみを使って仮止めしたり、数人で協力したりしながら作業を進めました。完成したしめ縄に、細い「わら垂れ」や紅白の御幣(ごへい)、ウラジロを模した葉などを飾り、華やかに仕上げました。 メンバーは「南天を挿したり、縄を丸い形にしたりとアレンジも可能。ぜひ玄関に飾って邪気を追い払ってほしい」と話しました。
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