手作りのキッチングッズで、おうち時間をより快適に―。西八幡の竜王南部公民館で2月から3月にかけて、木べらなどを手作りする木工講座が開かれました=写真。 講座は計3回。南アルプス市在住の木工作家柴田和也さん(48歳)が夫妻で講師を務め、県産のヒノキ材で木べらと箸、長さ約30センチのカッティングボード(まな板)を手作りする方法を指導しました。柴田さんによると、ヒノキは水に強く、軽くて丈夫な特性を持つ木材。講座では、使用する電動工具の特性や使い方を学んだ後、下書きに沿って材料を大まかに切り、細かい部分を整えていきました。 柴田さんは「万能糸のこ盤は細かい動きが得意で、バンドソーは厚い板を切るのに適している。工具によっては危険が伴うため、材料をしっかり押さえて切るなど、安全に十分注意してほしい」とアドバイス。参加した女性の1人は、「ちょうどパンを切るためのカッティングボードが欲しかった。使うのが楽しみ」と話しながら作業を進めていました。
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