市とスズムシの愛好会「鈴虫の声を聞く甲斐」(土橋豊彦代表)は8月11日から17日までの7日間、JR竜王駅とラザウォーク甲斐双葉でスズムシの展示イベント「竜王駅で鈴虫の声を聴く甲斐」を開きました。 スズムシのさわやかな羽音で涼を感じてもらおうと毎年企画している催し。愛好会のメンバーが育てたスズムシを竜王駅で4,000匹、ラザウォークで400匹を虫かごに入れて展示しました=写真。「リーン、リーン」と涼しげな音色が響く中、訪れた人たちが耳を傾けていました。竜王駅では市文化協会川柳部や来場者による俳句と川柳の展示が行われたほか、18日には先着300人にスズムシの無料配布が行われました。 スズムシを提供している同愛好会は2012年に発足。メンバー約20人が各自、自宅などでスズムシを育てています。同会の土橋代表は「当初は天候の影響でスズムシの生育が悪く、2週間延期したが、無事に開催できて良かった。展示を通じて家族や友人と絆を深めてほしい」と話しました。
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