市内外の有志でつくる「カーボン・キャッチング・クラブ(C.C.C)」は、荒れた竹林を伐採し、竹炭に加工することで里山を守るボランティア活動に取り組んでいます。 成長が早く繁殖力が強いことで知られる竹。同クラブ代表で万才の梶原照夫さん(78歳)によると近年、竹製品の需要低下や担い手不足で竹林が増え、周囲を侵食していることが問題になっています。 梶原さんは2016年にC.C.Cを結成。これまでにやまなし環境財団の助成を受け、市内で依頼された竹林を伐採し、南アルプス市内で借りている窯で焼いて炭にしています。できた竹炭は希望者に贈ったり、地域の催しやボランティア関連のイベントで販売して活動費に充てたりしています。 現在メンバーは10人。梶原さんは大勢の人がこの問題に関心を持ち、仲間に加わってもらえたらうれしい」と願っています。問い合わせは梶原さん、電話090・8855・7298まで。
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