万才の奥山美雨さん(竜王南小6年)は、フィギュアスケートとクラシックバレエに夢中。どちらも熱心に練習を続け、成果を挙げています。 フィギュアは小学3年生の時に「やってみたい」と始め、週2回以上、早朝や夕方に甲府市内のリンクで練習しています。昨年8月に川越市で開かれた大会「関東サマートロフィー」では、初級クラス(当時)で7位入賞と健闘しました。 一方、バレエも3歳の時に自らの意志で始め、週2回、甲府市内の教室でレッスン。今年6月の発表会では、「眠れる森の美女」の大役「リラの精」などを務めることになっています。 フィギュア選手が技術向上のためにバレエを習うケースはあり、母・博美さん(42歳)は「バレエで学んだ手の表情や姿勢がフィギュアにも生かせている」と話します。 合間に学習塾にも通っているという美雨さんは「遅くまでバレエのレッスンがあった日の翌朝にフィギュアがある時は少し大変だけど、どちらも練習成果が出るとうれしく、励みになる。これからも頑張りたい」と話しています。
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