玉川の菊島博さんの三女・恋優姫さん(竜王西小4年)は、平成23年度の第55回JA共済全国小中学生書道コンクールで、大賞の一つ、文部科学大臣奨励賞を受賞しました。小学4年の条幅の部・課題は「元気な子」。はつらつと飛び跳ねる姿を想像させるような、のびのびした文字で表現。恋優姫さんは「知らせを聞いた時は信じられなかった」と、はにかんだ笑顔を見せました。 コンクールには全国から半紙、条幅の各部に計約140万9000点が出品され、条幅には約12万点の応募がありました。恋優姫さんは山梨県内の審査で条幅の部最高の知事賞となり全国へ。昨年11月の全国審査で各県代表807点のうち、条幅の部の大賞8点(農林水産大臣賞4点、文部科学大臣奨励賞4点)の中に選ばれました。 小学1年から書道を始めましたが、「本気で取り組んだのは2年の終わり頃から」と母・稚美さん。稚美さんの姉が主宰する笛吹市の書道教室に週3日3時間ずつ通っています。体全体を使って書く条幅。「大きい文字が得意かも」と自分でも話します。4文字の中では「気」の「はらいや跳ねが一番難しかった」そうです。2月には東京で表彰式があり、作品はその後、全国で展示されます。ミニバスケットボールのスポーツ少年団にも入っている恋優姫さん。「書道もスポーツも頑張る」と話す言葉には、力強さがありました。
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