市川大門の「御食事処 竹田屋」は、特産の大塚にんじんを使ったフライやほうとうを独自に考案しました。 店主の丹沢誠さん(64歳)が、地元の常連客だけでなく観光客にも喜んでもらえるメニューを、と考案しました。フライは、細切りにした大塚にんじんとチーズ、大葉を鶏のササミで巻いたもの。にんじんとチーズがよく合うと好評で、定食として既に人気メニューの1つになっています。 一方ほうとうは、すりおろしたにんじんをめんに練り込んだもので、ほのかな甘みときれいなオレンジ色が特徴。ほうとうとセットで、自家製の干し柿に柚子バターを詰めた独自メニュー「柿バター」も一緒に提供しています。 竹田屋の4代目にあたる丹沢さん。かつては鮮魚や食料品を販売する店でしたが、喫茶店などを経て現在の食事処になりました。丹沢さんは、「他県からもお客を呼ぶには特徴のあるメニューが必要。今後もさまざまな料理を考えていきたい」と意気込んでいます。
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