企画展やイベントの設営、店舗の内装や装飾、看板製作などを手掛ける「ディスプレイ遠藤」。昨年、創業40周年を迎えた同社は、お客さんの声を励みに成長を続けています。 「独立の際に世話になった東京・池袋の西武百貨店のデザイナーから仕事への姿勢を学んだ。厳しかったが当時の経験が現在の実績につながっている」。そう振り返るのは、代表の遠藤肇さん(73歳)。実直な仕事ぶりで販路を広げ、近年は県立博物館や県立美術館などの公的機関が主催する企画展の会場の設営に尽力。企画への期待感を高める入場ゲートや、会場内の大がかりな造作物、解説パネルなど、催しに欠かせない制作物をニーズに合わせてデザインから制作、施工まで一貫して行っています=写真。 「お客さまに満足してもらい、『良い出来だったよ』『ありがとう』と言っていただけることが何よりもうれしい」と笑顔を見せました。
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