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山梨日日新聞連載「Fujiと沖縄」が早稲田ジャーナリズム大賞受賞
2022.11.16 [お知らせ]山梨日日新聞の連載「Fujiと沖縄 本土復帰50年」が、第22回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を公共奉仕部門で受賞しました。山梨日日新聞の受賞は初めてです。
「Fujiと沖縄」は1月から6月まで6部構成で連載しました。北富士演習場に米軍基地があった戦後に周辺地域で起きた事件・事故の状況を被害者の証言や公的文書に基づいて報じ、北富士演習場から移駐した沖縄の米軍基地の現状を伝えました。
選考委員を務めたジャーナリストの三浦俊章氏は連載について「今日の沖縄問題の核心に横たわる認識ギャップを、地元山梨で埋もれていた事実をていねいに掘り起こすことで浮き彫りにした。本土復帰50年の折に、沖縄の苦悩を我が事としてとらえ、現在も残る日米地位協定の問題点や、痛みを分かち合うことの難しさにも踏み込んでいる」と評価しました。
同賞は、ジャーナリストで早稲田大出身初の首相となった石橋湛山(現甲府一高出身)の名を冠した賞で、2001年から社会文化と公共の利益に貢献したジャーナリストを顕彰しています。今年は全国の新聞社や放送局、個人のジャーナリストから134作品の応募があり、3部門で大賞2作品と奨励賞3作品が選出されました。
受賞を記念して12月31日(土)まで、電子版で「Fujiと沖縄」を無料公開しています。(無料公開中の電子版はhttps://www.sannichi.co.jp/series/list/0585)