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山梨日日新聞が創刊150年で題字を刷新

2022.07.01 [お知らせ]

 山梨日日新聞は7月1日の創刊150年を迎えるのに合わせ、題字を刷新しました。

 月~土曜日の題字は、従来の背景に紫色を配しました。山梨を表現する際によく用いられる「山紫水明」にかけるとともに、特産のブドウをイメージしています。紫色が県旗の地色に採用されていることにもちなみました。これからも山梨とともに歩む地元紙としての決意を改めて表しています。

 日曜日の題字は、横基調とします。デジタル化の進展などに伴い、日本の縦書き文化にも変革の波が押し寄せる昨今。本紙も創刊150年を機に、新たな時代に向けて、大胆に変革・挑戦する姿勢をデザインに込めています。

 本紙の題字の変遷をたどると、1872(明治5)年7月1日に「峡中新聞」として創刊。翌73(明治6)年4月に「甲府新聞」、76年(明治9)年2月に「甲府日日新聞」にそれぞれ改題しました。そして、81(明治14)年1月4日に「山梨日日新聞」に改題し、現在に至っています。

 題字のデザインは、どの時代も縦基調がもっぱらですが、「甲府新聞」「甲府日日新聞」と明治期の「山梨日日新聞」には横基調の題字も散見されます。今回の横基調の題字は明治期以来の復活となります。

 同じく創刊150年に合わせ、紙面を大幅に変えるとともに、新たな企画をスタートさせました。電子版の紙面ビューアーをフルカラー化するほか、読者の視線の動きを調べる取り組みも実施しました。これからも、より読みやすく、読者の知りたいに応える新聞を目指し、紙面作りを進めます。

 

【問い合わせ先】山梨日日新聞社編集局

        電話055-231-3111