南アルプス市の小笠原商店街に程近い施設を訪ねると、理事長で甲斐市万才在住の旭喜彦さん(70歳、写真)が迎えてくれました。 「放課後等デイサービス」は、障害を抱える児童生徒を下校後や長期休暇などに預かり、自立支援の専門スタッフが療育するサービス。POCCOくしがたは4月に開所しました。 一人一人に応じたプログラムが用意され、楽しみながら、身の回りのことや社会生活に必要な力を養うことができるのが特徴。送迎があり、保護者の負担も軽減されています。 旭さんは、「個別のプログラムのほかに料理をしたり畑で野菜を収穫したりとさまざまな体験活動を取り入れている」と紹介。「定員は10人と少ないが、ニーズが高く、今後ほかの地域にも施設を増やしたい」と話します。 なおサービスの利用には障害者手帳や医師の診断書をもとに自治体の審査が必要となります。
住所/南アルプス市小笠原307-5 電話/055・288・8505 提供日/月曜から土曜までと祭日 提供時間/平日13:00〜17:30、土曜祭日長期休暇中などは9:00〜17:30 料金/世帯の所得により自治体が決定
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