ひょうたんでさまざまな物を製作している市川大門の金丸憲政さん(80歳)。今年は「大ひょうたん」の栽培に挑戦し、飾りに加工しました。 大ひょうたんは、直径30-40センチの実をつける品種。実を加工して水筒や酒器などの容器として使うことができます。 今年の春に種をまき、苗作りをしてから土に下ろし、棚につるを誘引。夏には約40個の実がなりました。収穫した実はドリルで穴を開け、2週間水に浸けて中身をやわらかくした後、かき出して空にし、その後1カ月間乾燥。最後に顔を描いたり、保管しておいたへたの部分を帽子のように取り付けるなどして、ユーモラスなひょうたん飾りを作りました。 金丸さんは、「これまでは千成ひょうたんという小さめの品種を育てていたので、大きいものをやってみたかった。収穫後に天気が悪い日が続き、乾燥させるのに時間がかかったが、なんとか仕上がって嬉しい」と笑顔を見せていました。
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