2019年8月5日
富士山環境美化前期クリーン作戦を実施 92.9`のごみを回収しました

五合目周辺で清掃作業する参加者
五合目周辺で清掃作業する参加者

 富士山をきれいにする会は8月3日、山梨県側の富士山5、6合目と、分散会場となった鳴沢村で「富士山環境美化前期クリーン作戦2019」を実施しました。県内外の52団体・個人の約1500人が参加、合計92.9`のごみを回収しました。
 富士吉田市の富士北麓公園で行った出発式で野口英一理事長は「美しい富士山を後世に残していくため、引き続き活動に協力してほしい」とあいさつしました。
 出発式終了後、参加者は富士山5、6合目と鳴沢村のコースに分かれ、清掃活動をしました。富士山5、6合目の会場には約1100人が参加し、5合目ロータリーや登山道でたばこの吸い殻やペットボトルなど計70`(可燃物50`、不燃物20`)を回収しました。

なるさわ活き活き広場でゴミの分別をする参加者
なるさわ活き活き広場でゴミの分別をする参加者

 分散会場の鳴沢村では、約400人がなるさわ活き活き広場から道の駅なるさわを巡るコースで実施しました。参加者はごみを拾ったほか、道の駅を訪れた観光客に啓発用のポケットティッシュを配り、環境美化活動への協力を求めました。ごみは空き缶など計22.9`(可燃物19.4`、不燃物3.5`)を回収しました。

 参加者からは「ごみは少なくなっているが、環境保全の啓発活動は継続していくことが大切」との声が上がり、世界文化遺産・富士山の環境を守っていく決意を新たにしていました。