市川三郷町在住・出身の30代男性3人が、アマチュアロックバンドとして地道な活動を続けています。東日本大震災後には初めてCDを制作。メンバーは「音楽で周囲に勇気や元気を与えられたら」と話しています。 ロックバンド「FLY FREE」は、ボーカル兼ベースの一瀬徹也さん(38歳、市川大門出身、南アルプス市加賀美在住)、ドラムの秋山淳さん(38歳、市川大門在住)、ギターの石原陽一さん(37歳、上野在住)で構成。いずれも市川中の同級生や市川高の先輩・後輩の間柄で、約10年前に結成されました。仕事が終わった夜間、一瀬さんの実家の紙工場に集まって練習。町内の祭り「みさとの秋祭り」や甲府市内のライブハウスなどで演奏を披露しています。 震災の際、「自分自身が音楽に勇気付けられた」(一瀬さん)ことから、初のCD制作を企画。約20のオリジナル曲をもとに、8曲を収録したアルバムを制作しました。タイトルは「A RAY OF SHINE(一筋の光)」。 3人は「自分たちが楽しむと同時に、聴いた人も勇気や元気を感じてもらえたらうれしい」と話しています。