イベント詳細情報

文化・芸術

5月6日まで開催中!

山梨放送開局70周年記念 物流と文化の大動脈!富士川水運の歴史を体感!

企画展 富士川水運の300年

概要

江戸・大坂への年貢米輸送を主な目的として、慶長年間に角倉了以によって開削された富士川水運(舟運)は、江戸時代と通じて、甲斐・信濃の人々の生活を支える物流の大動脈となりました。明治維新によりその役割を大きく変えたものの、明治20年代には最盛期を迎え、昭和3(1928)年に身延線が全線開通するまで、多様かつ大量の物資をもたらしました。
水運の拠点となった鰍沢・青柳・黒沢の三河岸には多くの人が集まり、様々な文化が交流しました。
また物流構造や住民階層の変化により、新しい河岸を立ち上げようとする人々と、それを阻止しようとする人々の激しい争いなどもありました。
本展は、1600年代初頭から1900年代前半に至る、およそ300年間の富士川水運をめぐるさまざまな動向について、令和2年度から4年度までの共同研究の成果も踏まえて紹介します。

【富士川下り疑似体験コーナー!】
現在の冬の富士川を舟下りしているような体験ができる3面シアターは必見です!
名所や史跡を紹介します。

日程:
3月16日~5月6日
場所:
山梨県立博物館

  • 富士川水運の300年

詳細

日時

3月16日(土)~5月6日(月)

9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日は毎週火曜日、4月30日は開館

場所

山梨県立博物館

(山梨県笛吹市御坂町成田1501-1 電話055-261-2631)

観覧料

一般500円、大学生250円

高校生以下、山梨県内在住の65歳以上の方、障がい者(およびその介助をされる方)は無料

内容

【富士川水運の300年を紹介】

・なぜ水運だったのか―江戸時代甲斐国の物流構造-

・角倉了以の富士川開削

・年貢米輸送と商い荷物

・三河岸の繁栄-鰍沢・黒沢・青柳ー

・水運のシステム

・時代の推移と富士川水運

・富士川水運の遺したもの

 など

 

【富士川下り疑似体験映像】

・3面映像で、現在の冬の富士川を下る疑似体験コーナーを設置。名所や史跡を紹介します。

 

【物販コーナー】

・保存版の企画展展示図録を販売

・富士川にゆかりのあるお菓子を特別販売 ※数量限定

(富士川舟運の鰍澤塩を使った「塩饅頭」、バターカステラ「富士川」(バター・塩バター)、「塩飴」いずれも竹林堂)

・オリジナルクリアファイル販売

 

主催、協力、協賛

主催:山梨県立博物館、山梨日日新聞社、山梨放送

協力:日本通運株式会社、山梨交通株式会社

協賛:日本ネットワークサービス