西八幡に住む望月浩子さんは子育てをしながら、演歌歌手「美南ひろこ」の芸名で、地域のイベントや慰問先で美声を披露しています。全国デビューの経験がある望月さんは、「いつかまた大舞台に」と夢を追い続けています。 望月さんは、10歳から本格的なレッスンを受け、高校生の時にNHKのど自慢大会やBS勝ち抜き歌謡選手権で優勝。卒業後に上京し、作詞家のもとで修行を積みました。帰郷後に結婚し、2003年にクラウンレコードから「壬生狼の女」で全国デビュー。3年後に「願い星☆叶い星」をリリースしました。 その後はヒットに恵まれなかったことや出産などで休業。それでも「大泉逸郎さんや秋元順子さんのようにあとから人気に火が付くケースもある」と、5年ほど前に歌手活動を再開。夫や3人の子どもたちの応援もあり、地道に活動を続けています。 「聴いた人が元気になったり、また明日も頑張ろうと思ってもらえたらうれしい」。望月さんの挑戦はこれからも続きます。
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