山日YBSグループは、各社統一目標の「豊かな文化山梨の建設に尽くす」ためには環境も大切な要素であると認識し、「豊かな環境山梨」を将来の世代に引き継ぐために、環境保全に貢献します。
(2009年1月1日制定)
山日YBSグループは山梨県の文化やスポーツの振興に寄与するため、さまざまな教育・文化、スポーツ事業を展開しています。こうした事業の企画、実施の中心となっているのが山日YBS事業局です。山梨日日新聞社と山梨放送が主催する事業を企画、運営しています。
文化関係では、1936年からの長い歴史と伝統を持ち、多くの県民に親しまれてきた山日YBS席書き大会をはじめ、将棋や囲碁などの各種大会、さらに各種の展覧会、コンサートを多数開いています。
スポーツ関係では、「県内小学生球児の甲子園」とも称される山日YBS杯県少年野球大会、軟式野球とソフトボールの市町村対抗大会、ママさんバレーボール、八ヶ岳ロードレース、県下一周駅伝といった大会を展開しています。
1962(昭和37)年4月、山梨日日新聞社、山梨放送、山梨県などの提唱で発足しました。当時はまだ環境問題に対する意識が薄く、富士山は文字通りゴミの山でした。
初の東京五輪を2年後に控え、山梨放送の社長だった野口二郎が「外国人にゴミで汚れた富士山は見せるのは恥ずかしい」と、行政や企業に呼び掛けたのが始まりです。
以来、富士山5合目と富士五湖の清掃活動「富士山環境美化クリーン作戦」をはじめ、富士山周辺市町村への植樹活動などを通し、富士山並びに周辺の環境美化・啓発活動を続けています。
1970(昭和45)年5月、社会福祉の増進や文化振興を図ることを目的に発足しました。県民から寄せられた寄付金をもとに、身体障害者や高齢者の支援をはじめ、交通遺児や困窮世帯の子どもたちの就学援助、福祉関連大会への助成などを行っています。
このほかにも、環境保全や災害救援など、幅広い活動を展開しています。2010(平成22)年度からは公益財団法人移行を記念し、県内の病院や福祉施設に車いすを贈呈しています。2011年3月の東日本大震災の発生直後から受け付けた救援金は8億円以上に上り、その全額を被災地へ贈りました。