採用情報

仲澤 篤志

山梨日日新聞社

編集局 報道部(社会)  2011年入社

Q.これまでの経歴は?

2011年入社で編集局報道部に配属。1年4ヵ月警察担当の取材をし、12年8月から編集局地域報道部の峡北支局に移って韮崎市や北杜市の取材を担当しました。14年4月には都留支局に異動となり、16年4月から再び報道部の警察担当に戻ってきました。報道部では事件・事故の取材が中心で、支局では警察取材に加え地域の話題や行政の取材などにも携わりました。

Q.日々の仕事で心掛けていることは?

ニュースの事実を正確に伝える一方で、その事象をできるだけ掘り下げて詳しく記事にすることを意識しています。そのためには事件・事故が起きたときには当事者や関係者の話を丁寧に聞く必要があります。表面的な出来事だけでは見えてこなかった原因や課題を明らかにし、読者に伝えることで再発防止や啓発につながると考えています。取材対象から話を聞くときは相手が伝えたいことは何なのか、言葉の意図をくみ取るように心掛け、適切な表現で記事を書くようにしています。

Q.印象に残っている取材を教えてください

2014年に起きた御嶽山(長野・岐阜)の噴火に関わる取材です。山梨から登山に行かれていた方も犠牲になりましたが、昨年9月に遺族の慰霊登山に同行させてもらうことができました。噴石の跡が今も残る山体を目の当たりにし、被害の甚大さを肌で感じました。発生時刻と同じ時間に、祈りを捧げた遺族を写真に収めました。その姿は、天国の犠牲者にそっと語りかけているようで、胸に迫りました。読者にも同じ気持ちが伝わってほしいと思う一枚になりました。

Q.これからの目標を聞かせてください

私は子どものころから新聞を通して世の中の動きを掴んでいました。時にはもっと深く知りたい、もっと読みたいと思うニュースも多くあり、自らニュースの現場に身を置いて取材をしたいというのが記者を志した理由でした。体力的にもつらかったり、プレッシャーの大きな取材もあったりしますが、夢だった仕事に携われていることのありがたさを忘れずに、読者の期待に応えられる記者になっていきたいです。

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