万才の河西訓さん(77歳、写真右)、賀寿恵さん(89歳、同左)夫妻の自宅で、アロエの花が3年ぶりに開花しました。一般的にアロエの花が咲くのは珍しいとされ、訓さんは「いいことがありそう。妻の病が良くなるとうれしい」と願いを込めています。 花は1つで赤色、大きさ約15センチ。11月につぼみができ、12月下旬から1月上旬にかけて咲きました。河西さん宅のアロエは30年以上育てるなかで開花は今回を含め3回ほど。肥料などは特に与えてなく、1週間に1回水やりをしています。夏場は屋外のガラス製のハウスで育て、気温が下がる冬場は玄関の中に置いています。 賀寿恵さんは、自動車販売会社の敏腕セールスマンだった訓さんを長年支えてきましたが、数年前に脳梗塞で倒れ、現在は自宅で療養しています。賀寿恵さんを介護する訓さんは「当時、車が売れるように2人で神社にお参りしたことも。妻がよく支えてくれた」と振り返り、「また元気になってほしい」と賀寿恵さんの顔を優しく見つめました。
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