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紙細工の花瓶作りで笑顔があふれる日々  市川大門・青蛯ウん
2017年12月15日
▲紙細工の花瓶を作る青蛯ウん
 市川大門の青柳茂(しげ)さん(89歳)は、趣味で紙細工の花瓶を作っています。小さな紙のパーツを少なくとも300個、多いときは1000個以上作り、一つずつ組み込んで完成させています。
 材料は、不要になったチラシやカレンダー。作りたい花瓶のサイズに合わせて3〜15センチ四方の紙片に切り、三角形に折り込んで1つのパーツを作ります。こうして出来た大量のパーツを順番に差し込みながら組み込み、つぼ状に仕上げます。着色し、ちょうど良い大きさの空き瓶や空き缶を中に入れたら完成です。
 直径6センチほどの作品には小さめの花がぴったり。直径30センチの大型の作品には、お正月にナンテンなどの枝を飾り、床の間に置いて楽しんでいます。「最初の三角形のパーツを折る作業が大変だが、あとは組み合わせるだけ。きれいに仕上がるとうれしい」と笑顔で話す青柳さん。大正琴の仲間に作り方を教えたり、福祉施設に贈ったりして喜ばれています。

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