市川大門の商店街約20店舗には、店の外観を描いた水彩画が飾られ、来客を迎えています。作品は市川大門の一瀬喜代司さん(71歳)=写真=が寄贈しました。 一瀬さんは大病を患いながらも絵画に打ち込み、地元の自然や街並みを描いています。昨年5月に個展「市川大門商店街の水彩画展」を開催。飲食店や理髪店などを描いた作品を披露しました。個展終了後、絵は額縁に入れて各店舗に贈りました。 寄贈を受け、お茶と文具を販売する「つくだ」は店の入口右側の壁に作品を展示。店主の村松迪雄さん(76歳)は「きれいに描いてもらって嬉しい」と話します。 すし店「魚善」は、店内に入って正面の壁に飾りました。店主の村上善雄さん(73歳)は、「商店街を盛り上げたいという気持ちがありがたい」と感謝の言葉を口にします。 一瀬さんは、「他の町の人も商店街を訪れるようになれば光栄です」と話しました。
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