2012年8月11日
世界遺産登録に向けた前期クリーン作戦。平野文科大臣も参加

観光客にクリーンバッグを手渡す平野文科大臣
富士山をきれいにする会は8月11日、「富士山環境美化前期クリーン作戦2012~世界遺産登録に向けた富士山クリーン大作戦~」を行いました。富士山の世界遺産登録に向けた機運を高めるため、静岡県側も連携して清掃活動を同日実施しました。山梨県側には国や県、地元市町村、観光団体、民間企業、一般ボランティアなど54団体、約1,600人が参加。平野博文文部科学大臣、南川秀樹環境事務次官も出席しました。
富士吉田市の富士北麓公園で出発式を行った後、富士山五合目周辺と河口湖畔に分かれて清掃活動を実施。日本テレビ系列「24時間テレビ」の関連事業として募集したボランティアによる清掃事業「富士山をきれいにするプロジェクト」も河口湖林道沿いで活動しました。また、清掃活動に加え、環境美化を啓発するための生分解性ビニールを使ったクリーンバッグや、世界遺産登録をPRする缶バッジを登山客や観光客に配布しました。
回収したごみは、富士山五合目周辺で可燃物120㌔、不燃物80㌔、河口湖畔では可燃物35㌔、不燃物25㌔、24時間テレビボランティアは可燃物5㌔、不燃物20㌔。合計285㌔のごみを集めました。
後期クリーン作戦は9月7日(金)に行います。
![]() 富士北麓公園で行われた出発式
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![]() 富士山五合目での清掃活動
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![]() ごみの回収の様子
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