2017年9月15日
夏山のごみ110`回収〜富士山環境美化後期クリーン作戦〜

 富士山をきれいにする会は9月15日、富士山5合目周辺で「富士山環境美化後期クリーン作戦」を行いました。各種団体や企業、地元市町村から34団体約400人が参加し、可燃物80`、不燃物30`の合計110`のごみを回収しました。
 富士吉田・富士北麓公園で出発式を行い、野口英一理事長は「富士山はきれいになったと言われているが、ごみがなくなったわけではない。来年以降も協力してほしい」とあいさつ。地元市町村を代表して渡辺喜久男富士河口湖町長が「多くの人の参加に感謝する。足元に注意しながら清掃活動をしてほしい」と激励しました。
 参加者は5合目に移動後、駐車場やロータリー、登山道に捨てられたペットボトルやたばこの吸い殻、捨てられた金剛づえなどを拾い、観光客への啓発活動としてごみの持ち帰りを呼び掛けるメッセージが書かれたポケットティッシュを配りました。
 甲府市の団体職員(30)は「登山道から一歩外れると多くのごみがあった。さらにきれいな富士山にするため、来年も参加したい」と話していました。