あれから50年 あの日を忘れない
昭和34年災害の記録/台風7号と15号(伊勢湾台風)

2009年8月29日(土)
 開場13:00/開演13:30
 山梨県立県民文化ホール・小ホール
 参加無料
「34年災害シンポジウム〜あれから50年、あの日を忘れない」は約550人にものぼる方にご参加いただき終了いたしました。

34年災害シンポジウム
※シンポジウムの内容を視聴する事ができます。

 昭和34年8月に発生した台風による大災害から50年となる節目を迎え、時代とともに人々の記憶から薄らいでいく中であらためて災害の怖さを知り、みなさまの防災意識向上を図る事を目的にシンポジウムを開催しました。

主催/国土交通省甲府河川国道事務所・富士川砂防事務所、山梨県、山梨日日新聞社、山梨放送
後援/流域市町(甲府市、山梨市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、笛吹市、中央市、市川三郷町、増穂町、鰍沢町、早川町、身延町、南部町、昭和町、静岡市、富士市、富士宮市、富士見町、芝川町)、山梨県教育委員会、各市町教育委員会、甲府地方気象台、山梨県河川協会、山梨県砂防協会、甲斐駒清流懇話会、富士川ファンクラブ、国際流域環境研究センター


◆プログラム
 開会
 主催者あいさつ
 被災当時の映像放映
 被災体験者による語り継ぎ
 富士川の特徴と治水対策の映像放映
 パネルディスカッション
 質疑応答
 終了

●被災当時の映像放映
 当時の映像を振り返りながら改めて34年災害の概要やその規模、被害の大きさを再確認しました。

■1部:被災体験者による「語り継ぎ」
 34年災害で実際に被災された方々の生の声をお聞きし、風化させてはならない災害の恐ろしさや防災に対する考え方、備えなどを見つめ直しました。

 語り部
   長坂 正己 氏
   伏見 公介 氏
   小池 春吉 氏

■被災体験者語り継ぎの内容(音声)クリックすると再生できます。
 当時の被災状況について聞きました。 長坂氏(4'39)
小池氏(9'36)
伏見氏(3'26)
 
 被災当時の防災への備えについて聞きました。 長坂氏(3'56)
小池氏(2'57)
伏見氏(2'02)
 
 被災体験を通して後世に伝えたい事を聞きました。 長坂氏(8'09)
小池氏(8'22)
伏見氏(6'23)


■2部:パネルディスカッション
 有識者をお招きし34年災害を多角的に検証し、その教訓をいかに今後に役立てるべきなのかを議論しました。

 パネリスト
   篠原 勝之 氏(モニュメント「ゆら水」制作者)
   下田 五郎 氏(山梨県県土整備部長)
   砂田 憲吾 氏(山梨大学大学院教授)
   田草川敏男 氏(元山梨放送記者)
   矢崎 剛吉 氏(国土交通省甲府河川国道事務所長)(五十音順)

 コーディネーター
   浅川 初美(山梨放送アナウンサー)

●富士川の特徴と治水対策の映像放映
  富士川水系の災害の特徴とこれまでの治水対策、現在の課題について再確認しました。


■パネルディスカッションの内容(音声)クリックすると再生できます。
〔前半部分〕34年災害について
 
Q:34年災害をはじめ、富士川の災害の特徴はどのようなものなのか?
A:釜無川・富士川の特徴と災害の背景などを多角的に説明しました。
矢崎氏(6'13)
Q:34年災害当時の現場の様子や被災者の声はどのようなものだったのか?
A:取材時の被災者の声や記者としての感じたことを説明しました。 
田草川氏(6'39)
 
Q:34年災害は何故、多くの死傷者を出す大災害となったのか?
A:34年災害における釜無川・富士川での災害の現象について検証しました。 
砂田氏(3'31)
 
Q:山梨県としては当時どのような対策や対応を行ったのでしょうか?
A:当時の山梨県としての対応や教訓を説明しました。 
下田氏(4'09)
 
Q:富士川水系に対する率直な感想は?
A:大武川周辺で生活する者として、50年前大きな災害が起きた事実に関する率直な感想を語りました。 
篠原氏(4'59)

〔後半部分〕 「もし、災害が起きたら。それに対してのハード、ソフト対策」
―今後の治水事業、未来への継承―
 
Q:行政としてこれまでの治水事業の経緯と現代における治水の課題とは?
A:これまでの治水事業の経緯と現代における課題を説明しました。 
矢崎氏(6'27)
 
Q:山梨県としては今現在どのような対策を行っているのか?
A:県としての対策(土砂災害対策システムの運用など)について説明しました。 
下田氏(4'16)
 
Q:メディアが果たさなければならない事とは?
A:報道に携わり当時取材した立場として地域住民の心構えやメディアとしての役割、提言などについて語りました。
田草川氏(4'17)
 
Q:「ゆら水」が完成となったが、どのような想いを込めてこの作品を完成させたのでしょうか?
A:釜無川と大武川の合流地点に制作したモニュメント「ゆら水」について、制作者としての想いを語っていただきました。
篠原氏(5'12)
 

●まとめ
治水事業の新たな課題や新時代の防災・減災について災害に対してのハード・ソフトの両面における今後の課題を語っていただきました。
砂田氏(8'10)




●被災当時の映像放映



●富士川の特徴と治水対策の映像放映