西八幡の竜王南部公民館で、今年の干支の「酉」を題材にした絵馬飾りを製作する教室が開かれました。 約20人が参加。市内で人形作りなどを教える望月初子さんが講師を務め、ふっくらとした立体感が特徴の「押し絵」という技法の絵馬飾りを指導しました。 参加者は、パーツの芯となる小さなウレタンのシートを一つ一つ切り抜き、赤や白の布でくるんで酉の頭や体を製作。できたパーツを木製の絵馬の表面に順に貼っていきました。とさかなどの小さい部品に接着剤をつける作業もあり、つまようじを駆使して作業する人もいました。望月さんは「細かい作業ですが頑張って仕上げましょう」と呼び掛け、一人一人にコツを伝授しました。 絵馬の表面に雄鶏と雌鶏が仲睦まじく向き合っている押し絵が完成すると、参加者は満足そうな笑顔を見せていました。
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