市川大門の一瀬重雄さん(93歳)宅の玄関にはさまざまな動物の剥製があり、訪れた人の目を楽しませています。 ひときわ存在感を放っているのは、体長1.3メートルのクマ。今にも動き出しそうな迫力があります。妻・賢子さん(87歳)によると、重雄さんが狩猟を趣味としていた頃に仲間とともに近くの山で捕獲し、専門業者に依頼して剥製にしたものです。 かわいいリスの剥製も近くの山で捕まえて加工したもの。美しい色合いのキジは、重雄さんがたびたび狩猟に出掛けていた韓国・済州島で捕獲しました。また、動物の脚の部分を帽子掛けに加工したユニークな剥製もあります。 賢子さんは、「来客から『博物館みたい』と驚かれることもある」とニッコリ。「主人が狩猟をしていた頃は、よく大勢で集まって肉をさばいたり酒盛りをしたりした。思い出深い剥製をこれからも大切にしていきたい」と話しています。
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