2010年06月28日(月)
四駆車使い災害支援 愛好家らNPO法人設立 高い運転技術で物資搬送
県内の四輪駆動車「ジムニー」の愛好家らがNPO法人「山梨県地震対策四駆隊」(松本徹理事長)を立ち上げ、27日、甲斐市の甲斐敷島梅の里クラインガルテンクラブハウスで設立総会を開いた。大規模な地震発生時に、高い運転技術を持つメンバーが改良した四輪駆動車で悪路を走行し、支援物資の運搬などを行う。同NPOは現在、メンバーを募集している。
同NPOは約30人で構成。オフロードを走る「トライアルレース」の経験者が20人以上を占める。災害発生時に、行政による救援物資運搬用の車両やドライバーが不足する可能性があることから、メンバーの運転技術と四輪駆動車の特性を生かして医薬品や食料品を被災者の元へ届ける。
同NPOによると、ジムニーは車両が軽く頑丈なため、オフロード走行に適しているという。
5年ほど前、トライアルレースを見た松本理事長が「参加者の運転技術の高さを救援活動に役立てることができないか」と考え、同NPOの設立を発案。レース経験者らに呼び掛けてメンバーを集めるなどして準備を進め、今年5月には設立の認証を受け、法務局への登記を済ませた。
今後は静岡や新潟にも「四駆隊」を設立して連携するほか、行政と災害時の協定を結びたい考え。メンバーは引き続きレースで腕を磨くという。この日の設立総会では松本理事長が「山梨から始まった取り組みを広めていきたい」などとあいさつした。
同NPOでは現在、メンバーを募集中。問い合わせ、申し込みは松本理事長、電話0553(44)1215。
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