2010年06月09日(水)
南アルプス市がハザードマップ作成 震度6弱・・・櫛形は家屋全壊4割超
南アルプス市は、大地震発生時の揺れやすさなどを想定した地震ハザードマップを作成した。市内全域で震度6弱以上の地震が想定され、家屋の全壊率は櫛形地区などの一部で40〜45%と高い数値を示した。市は、マップを市民に配布して危険を把握してもらい、被災時の対応に役立ててもらうほか、住宅耐震化の促進にもつなげていく考えだ。
市建築住宅課によると、東海地震、糸魚川−静岡構造線断層による地震の二つの地震で想定される揺れの大きさを比較し、市内で予測される震度の最大値を算出。「揺れやすさ」「液状化危険度」「地域の危険度」の三つのマップを作った。
「揺れやすさマップ」は想定される二つの地震のうち、各エリアで最も大きく揺れるケースで色分け。観測点における揺れの強さの程度を数値化した計測震度で分類し、最も高かったのは櫛形、白根地区などの一部で、計測震度6・3〜6・4だった。
「液状化危険度マップ」は、東海地震発生時の地盤の液状化を4ランクで色分け。芦安地区を除く5地区の一部で液状化発生の可能性大となった。
「地域の危険度マップ」は、予測震度に住宅の築年数や耐震化状況を加味し、そのエリア内で全壊する可能性が高い建物の割合(全壊率)を9段階で表示。櫛形地区を中心に全壊率40〜45%の危険度最高値となった。地区ごとに指定避難所の位置も掲載している。
市は、市内各戸にマップを配るほか、市建築住宅課でも配布。「危険を認識してもらい、耐震診断や耐震改修補助制度の利用促進を図っていきたい」(同課)としている。
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作成した地震ハザードマップ |
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